クラブ マネジメント
2015-01-05

#6 キャラを決定づける要素その2=シャフト

6-1 シャフト選びはどん欲に追求していい分野

 クラブが合わない!という場合、原因はほとんど「シャフトが合わない」ことにあると言えます。ヘッドの特性がいかに自分のニーズに合っていようが、シャフトのマッチングを外してしまうと使いこなせないでしょう。最近は、クラブメーカーの純正シャフト以外に装着できる高性能シャフトのバリエーションが飛躍的に広がっています。そうした中から、ヘッド特性との組み合わせで自分の欲する性能を安定的に発揮してくれるモデルとスペックを見つける作業自体、ゴルフの楽しみのひとつともなりえます。
 
 シャフト選びによって、距離も方向も、安定性もすべて高めてくれることが期待できるのです。
 
 シャフト専門メーカーは、次々と新しい高性能モデルを登場させるのに合わせ、プロや上級者のあいだでの人気シャフトは、すぐに移ろっていきます。しかし、ほかの誰かにとって「飛ぶ、曲がらない」機能が自分にも効果を発揮するとは限りません。
 
 また、違うヘッドに装着したり、セッティングの仕方を変えることで、同じシャフトがまた違うフィーリングを与えてくれることもあります。
 
 自分に合うシャフトを探すために、打ち比べられる機会があれば参加したり、プロショップの専門家に相談するなど、ぜひ時間と労力を使っていただきたい。投資に見合うメリットを何かきっと手にすることができますから……。

シャフトのしなりの特性は千差万別。注意すべきはフレックス、重量、トルク。そしてややマニアックになるがしなりのパターンを考えていこう

6-2 しなったほうが飛ぶ。けど曲がる?

 シャフトはしなると、ヘッドの動きが大きくなり、それが飛距離アップにつながります。けれど、ヘッドの動きが大きくなるということは、左右の向きについての動きも大きくなるため、曲がりも大きくなる可能性があることも考えなければなりません。
 
 プロは曲がらないことを最優先したところから選択肢をしぼり、その中で最大飛距離を追求していきます。しかし、アマチュアの選び方は、ヘッドが動いてくれること、つまり柔らかさを感じるものからチョイスし、そのなかで「あまり曲がらない」ものを探していく方向性がいいと思います。
 
 「飛ぶものは曲がる」とは一概に言えません。もちろん「ヘッドがよく動いて飛距離は伸びるけれど、コントロールしきれなくなるほどなので、曲がる」という水準もあるでしょうが、最近のシャフトのバリエーションの豊富さからすれば、「しなって飛距離を伸ばしてくれるけれど、コントロールしている感覚も確保できる」という、あなたにぴったりのしなりとフィーリングをもたらすシャフトが見つかる可能性は大いにあります。

 シャフトが柔らかければ、しなりは大きくなります。以前は上級者やパワーヒッターは硬いシャフトという「常識」がありましたが、今はさまざまなキャラクターを持ったシャフトが豊富にあり、やわらかくてもマッチするものが見つかる可能性はあります。腕前やヘッドスピードだけでフレックスを決めているようでは、あなたの最大飛距離を出してくれるシャフトと出会う機会を逸しているのかもしれませんよ。

しなればそれだけヘッドの運動量が増える。それが飛距離アップに貢献するが、タイミングが合わないと曲がりにつながる点は注意が必要
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