スコア マネジメント
2015-10-28

#18 パット数は、目と頭でどんどん減らせる

18-1 グリーン上は、クロスワード・パズルである

グリーン上では自分のラインが気になるのは当然のことだが、一緒にラウンドしている人のパッティングからも多くの情報を得ることができる

 では、今回からはもっと「実利的」な部分を……ということで、すぐに実行できるグリーン上での小さなヒントから紹介していきましょう。

 パッティングで良いパフォーマンスを出すには、まずグリーンが読めていることが大切です。

 グリーンを読むときには、グリーンに上がる前に全体の傾斜を見ておくことが大切ですが、その上でボールからホール、ホールからボールを見るなどして情報を整理します。

 自分のラインには関係がないからといって、一緒にプレーしている人のパッティングをただ眺めている、もしくは見ていない人さえいますが、これはもったいない。グリーン上はクロスワード・パズルのようなもので、「横」のラインでの球の曲がり方、伸び方、止まり方が「縦」のラインを解くヒントになるのです。パッティングだけでなく、アプローチの球の転がり方もそのヒントになります。

 特に最後の数十センチでどう止まるか、ということはホールの周りの芝目や傾斜について大きなヒントとなり得るのですから、じっくり見て情報を手に入れてください。

 自分のパットが入らなかったときに打った直後に「ああダメだ」と天を仰ぐ人がいますが、最後の転がり方という大きな情報を取り損なってしまう、もったいない行動だと思いませんか?

18-2 ロングパットのあとは、「お先」をしない

 25メートル、30メートルのパットもあると思います。おおよその場合、ラインは読みきれるものではないでしょうから、距離を合わせて転がすというのがセオリーです。方向が合っていても距離感が合っていなければ、入る確率はもちろん、寄る確率も低くなるのに対し、逆に距離感が合っていれば、ラインが違ってもある程度カップの周りにつくものです。

 もしロングパットを微妙な距離につけたなら、「お先」はしないほうがいいと思います。

 なぜなら、ロングパットをするときは、どうしてもインパクトでパンチが入るなどしており、そのフィーリングが手の中に残っているもの。つまり感覚的にいつもと同じように打てない状態になっているのです。これは時間をかけて、肉体に残っているインパクトの感触が消えるのを待つか、その点に気を付けながら素振りを繰り返してその感触をいい動きで上書きして消すか。

 そうした作業をしないで、そのまま「お先」をしようとしても、「パンチを入れる感触」がクセとして残っていて、それが出てしまうのです。

 逆に、もし「今日はショートばかり」というときは、右手人差し指を伸ばしてシャフトに添えてグリップすると少しパンチが入る感覚でインパクトが強くなり、届くようになる場合があります。もともと人差し指を伸ばしてグリップしている人で「今日はオーバーしすぎる」というときは人差し指を伸ばさずシャフトに直接添えずに構えるといいでしょう。

 また、「ショートが多い」ときは、カップだけを見るのではなく、カップの先まで視界に入れたなかでカップを見ると、しっかり距離を出せるようになる、ということも覚えておいて損はないでしょう。

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