クラブ マネジメント
2015-12-03

#19 ウッドがいいのに、アイアンが悪い?

19-1 ドライバーとアイアンのセッティング

「ドライバーの調子がいいのに、アイアンがうまく当たらずスコアをつくれなかった……」ということがないだろうか。原因はスイングだと疑うより、クラブを見直したほうがいいかもしれない

「ドライバーの調子がいいのに、アイアンが悪い日がある」という方は、ドライバーとアイアンの打ち方を変えているのではないでしょうか。そして、それを当然と思っている……。

 でもこれは、14本のクラブを一つのチームとしてまとめ上げていないからなのです。

「ドライバーはティアップされた球を打つからアッパー、アイアンは地面にある球を打つからダウンブロー」というように、二つのスイングがあるように思えますが、それは、ティアップすることも含めボールの位置を変えることで自然に起きる現象です。

 一般的には、一つのスイングでどちらもうまく打てるはずなのです。

 それなのに、冒頭の現象が起きるというのは……。

 まず、クラブを買い替えた時期を確かめてください。ドライバーは頻繁に新しいクラブに替える人でも、アイアンは数年に一度という人が多いものです。

 そしてドライバーはこの5年の間に、大きくスペックが変わりました。それなのに、アイアンが5年前と同じだとしたら、ドライバーとアイアンのマッチングが悪くなっている可能性が高いのです。

19-2 アイアンのシャフトは進化の真っただ中

 ドライバーは5年の間に長さが延び、それに対応して総重量は軽くなりました。

 5年以上前のドライバーは、44.75~45インチで、総重量は320g程度でした。これならば、アイアンにはシャフトにダイナミック・ゴールド(重量110g台後半~120g台)を選ぶことで、ちょうどセッティングとしてはマッチしていたのです。

 ところが最近の主流は、45.5~46インチで、総重量は290g台となってきています。軽いため、軽快に振れますからヘッドスピードも上がるでしょう。

 しかし、この軽快さが問題。ドライバーの練習を重ねたあとにアイアンを持てば、妙に重く感じます。アイアンの練習のあとにドライバーを打てば妙に軽く感じて、手打ちになりやすい傾向が出ても仕方がありません。

 また、この軽さに慣れるころには、従来の重さのドライバーが振れなくなってしまっていることがよくあります。ということはつまり、その重さのドライバーにマッチしていたダイナミック・ゴールドのアイアンも同じように「重いクラブ」となり、うまく扱えなくなってしまうのです。

 アイアンのシャフトについて、アベレージ・ゴルファー向けには軽量スチール・シャフトが一般的になりました。90~100g台のこうしたシャフトの付いたアイアンならば、軽くなったドライバーにもマッチしています。

 実際に、80~120gまでのスチール・シャフトが以前に比べて非常に増えてきたことも、こうした傾向と歩調を合わせたものといえます。

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