スコア マネジメント
2016-03-01

#22 自分のパットを信じ続ける方法論

22−1 ミスの修正はフィニッシュ確認から始まる

 イメージどおりに打てなかったときに、何が悪かったのかわからないと困りますね。同じミスを繰り返したり、「何か調整しよう」として逆のミスが出るようになったり……。

 そこで、パッティングにとどまらず、すべてのプレーで、「フィニッシュをとる」ことが役に立ってきます。フィニッシュしたら、すぐにほどいてしまわず、そのカタチのまま静止し、カタチを確かめるのです。

 いちばん簡単にできることは、フィニッシュでのヘッドの位置、フェースの向きの確認です。
 距離の感じを出して素振りをした時と同じ振り幅で振れたのか。
 ラインに乗せるための軌道で振れたのか、フェースの動きはどうだったのか。
 あるいは構えた向き自体が狙っている向きと違っていたのではないか。
 以上のようなことが、フィニッシュでのヘッドの位置やフェースの向きなどで確かめられるのです。
 慣れてくれば、フィニッシュでの重心位置、アタマの位置、手とヘッドの位置関係、手首のカタチなど、微細に確認し、イメージした動きとの誤差を見つけ出し、次のプレーでの修正がはかれるようになります。

 「何が悪かったのか」疑心暗鬼になって、よかった部分までいじって、余計状態が悪くなってしまうなどという最悪の事態が防げます。なにより、自分のパッティングに抱いていた「自信」を失わずにすむので、心折れずにラウンドできます。

22−2 入らなくても自信を失う必要はない

 フィニッシュのカタチを確認できない場合は、多くがヘッドアップと言われる状態でしょう。ストロークの途中から結果を見ようと動いてしまっているため、フィニッシュで止まれないし、フィニッシュのカタチを確認できないのです。
 フィニッシュのカタチでフリーズしたように止まるには、ストロークをしっかり最後まで終わらせることが必要です。目はまだ転がりを見に行かず、構えたときのまま。つまり下を見ているので、ボールがどの方向に出て行ったのかは確認できます。

 大切なことは、イメージどおりの方向と強さで打てたかということ。ですから、この出だしのボールの動きを確認することは大切なのです。出だしのイメージが違う場合は、フィニッシュのカタチに、原因が隠されています。

 逆に、出だしの方向とスピードがイメージどおりなら、もしもそのパッティングが入らなかったとしても、反省する材料や修正しなければならないことはない、と考えていいのです。
 読み違えただけですから。反省があるとすれば、ラインを読む努力が足りなかったのかということだけのはず。

 いずれにしても「自分がやるべきことはすべてやった」と考えることが大切です。「その先は読んだラインが合っていたかどうか」の問題。ライン読みはかんたんなことではありませんから「はずれても仕方がない」と割り切ること。後悔しないことが大切なのです。
 ボールを打つというプレー自体にはミスがなかったと考えることで、自分のパッティングに疑いを持ったり自信を失うことがなくなり、最後まで自分を信じてプレーできるようになります。

 入ったか入らなかったという結果に振り回されるのでなく、やろうとしたことができたかどうかに意識を向けること。自分がやったことを見失わないことが大切なのです。

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