スコア マネジメント
2016-04-03

#25 アプローチのシャンクを即効修正

25−1 シャンクの修正はグリップエンドをヘソに向ける

 シャンクの原因は、足が動きすぎるとかいろんな説明がなされますが、クラブの動きとしては、“ハンドファーストの形”になりすぎていることといえます。つまり、手がカラダから離れて目標側に出すぎてしまうため、ネックがボールに当たってしまうのです。

 そこで、まず第一に、手でクラブを振ろうとするイメージを消して、カラダの回転とともにクラブが振られるようにすること(これができれば、通常のスイングもよくなりますね)。左足に体重を乗せて、回転します。クラブはまっすぐ振られるわけではなく、インサイド・インに動くことにも意識を向けてください。

 さらに、グリップエンドの位置を意識しながら振ります。シャンクしているときは、インパクトでグリップエンドがカラダの左を差していると思いますが、それをヘソ、あるいはそれよりも少しカラダの右側をさすように仕向けてください。

シャンクするのは、インパクトで手が前に動きすぎることが原因

25−2 ボールとの間隔を疑ってみる

 前回、トップするときは、「自分とボールが遠すぎるから」と説明しました。自分とボールとの距離で言うならば、シャンクはネックで打ってしまっているのですから、「近すぎる」のです。
 そこで、少し遠く立つことが矯正に役立つ場合があります。

 ボールに近く立つと、ヘッドの軌道はストレートに近くなり、ハンドファーストで打つイメージと合致しやすいともいえますが、行きすぎると手がカラダから離れてハンドファーストにしすぎた形になり、ネックがボールに当たります。
 それに対して、ボールと遠目に立つと、ヘッドの軌道はインサイド・インの度合いが出てきます。それにともなって、フェースローテーションのイメージと合致するはず。

 フォロースルーでは、フェースローテーションが進んで、トウが上を向く形が正常です。いったんフォロースルーでの正しいヘッドの位置とフェース向きを確認し、そのカタチに収まるよう振ってください。
 フェースが開いたままインパクトに入ってくることが原因のシャンクの場合は、これで効果的に修正できるはずです。

シャンク防止には、左足を半歩後ろに引いてボールを右足の前に置いたり、フェースを閉じて構えることも効果がある

25−3 重心位置がズレないように意識する

 「シャンクは、ボールと自分の間隔が近いから起きているので、少し遠く立つ」。
 が、これには少し補足が必要です。前回「ボールと自分の間隔を考えるときは、前後の重心位置についても注意する」と説明しました。

 自分とボールとの間隔を適切に作ることができても、スイング中にツマ先に体重が乗ると、「ボールと自分が近く」なり、シャンクの可能性が出ます。
 だから、構えたときの重心位置を守って振ることが大切なポイントの1つ。

 また、構えるときに正しい位置に乗れなくなっている可能性も疑ってみる必要があります。いつの間にか、カカト体重になっていると、ボールと自分の間隔が近くなってしまいます。そのままカカト体重で振ればいいのですが、スイング中に「理想の位置」に乗ってしまえば、ボールと自分が近づいてしまうので、シャンクが出ます。

 こうしたミスを防ぐため、重心位置のチェックは普段から気を配るクセをつけておくことをお勧めします。

スコアマネジメント講師

北野正之(きたのまさゆき)
松原ゴルフアカデミーメンタルマネジャー、PGA公認ティーチングプロ。サザンヤードCC(茨城県)でのラウンドレッスン、講演、雑誌記事など活躍は多岐にわたる。特に伸び悩んでいるゴルファーの「気づき」の指導を得意とし、次々とカベを越えての目標達成を実現させている。 ブログ「ゴルフで自分発見!メンタルマネージャーマッキー北野のエンジョイゴルフでもスコアアップのヒントを日々更新している。

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