スコア マネジメント
2016-07-27

♯30 バンカーに入る前に見ておくことがある

ボールの下の砂の状態を推測する

プロや上級者が実戦経験の中から得てきた知識、それがスコアを変えていく+αの部分だ。それをお伝えしている「スコア・マネジメント」小ネタ特集。今回はバンカー編の2回目「バンカーに入る前の情報収集」をお届けする。

 バンカーショットで非常に大きなカギとなるのは、ボールの下の状態を推測できているかどうかということです。

 もちろん、フェアウェイ上のボールでも、ラフの中のボールでも、ボールの下の状況を知っておくことは大切なのですが、バンカーの中は、とくに状態の違いが大きい可能性があります。それなのにそれを確かめる手だてが限られており、予想と違う場合がある。そのため意図と違う打球が出てしまうことがしばしば起こってしまいます。プロがミスをするときなどは、こうした予想が外れてしまったときなのです。

 砂の面に手で振れることはもちろん、クラブをつけることはペナルティとなりますし、スタンスをとる際に砂の斜面を崩すなどして「スタンスの場所を作る」ことも認められないことはご存知のとおりです。そうしたルール違反になる行為を避けて、砂の状態を推測するには、「見る」ことが大切になります。

 砂がカチカチなのかふかふかなのか。乾いているのか雨水を含んでいるのかで、クラブの抜け方が変わり、それぞれ対処法が違ってきます。砂がふかふかの状態のときに適しているのが、いわゆるバンカーショットとしてレッスンされる「ソールを使うエクスプロージョンショット」です。でも、水分を吸って重かったり固く締まった状態の場合は、無自覚にソールを使うと跳ねてしまいますので、対策をとってショットに臨む必要があります。

 ただ固いか柔らかいかだけでなく、ボールの下のどの程度の深さまでやわらかい層があるのかで微妙にヘッドの抜け方が変わるので、それに応じた対策をとらなければ、寄せることはできません。ですが、その程度がどのくらいなのかをどうすれば推測できるのか。そういう場合に役立つバンカーの見方をご紹介します。

砂が固く締まっている場合や、ボールの下の砂の層が薄く、すぐ下に固い層がある場合は、ソールが固い層に弾かれないように体を使ってクラブを下に向かって押さえるイメージで振る
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