メンタル マネジメント
2016-08-26

♯25壁は乗り越えるために存在する!

成功も失敗も、次の成功の前のステップだ

スポーツ心理学の研究から導かれた「スポーツでの成功への方法論」。目の前に立ちふさがる壁を乗り越えるためには理屈を越えた感性も必要! そこに大きな役割を果たす「ひらめき脳」を生かす5つのステップについて、さらに話を進めてもらおう。

星野プロ 「ひらめき脳」を生かす5つのステップのうち、1番は「成功できるという強い信念を持つ」、2番が「つまらないプライドを捨てる」でした。3番目はどんなことなのでしょうか。

佐藤教授 何かにチャレンジすれば成功も失敗もありえますよね。その2つは正反対であり、大きな違いがあるように思えます。が、どちらも1つの経験に過ぎないとも言えるのです。
 「失敗は成功の母」と言われますし、「勝って兜の緒を締めよ」という言葉もあります。つまり、成功しても失敗しても、その経験を次のために生かせばいい、あるいはその経験が次の成功につながってくのだという発想は昔からあるのです。

星野プロ どんな経験もとらえようによっては、成功のためのステップになるということですね。

佐藤教授 はい。とくに、失敗すれば嫌な気分になるものですが、そうなってしまうと前向きに取り組めなくなります。また、失敗の原因探しをするものですが、これも正しくやれば「失敗が成功の母」になりますが、そうでなくなってしまうことも多いのです。たとえば、失敗した怒りによって「負けたのは練習場所を確保してくれなかったために十分な練習ができなかった」などと考えるケースですね。

星野プロ 自分の中にあるはずの「失敗の原因」に目を向けなければ、壁は乗り越えられませんよね。ひとは「他人のせい」にしたがるものだということですか?

佐藤教授 そういう具合に、自分以外の部分に不平不満を抱くようになると簡単にスランプに陥ってしまいます。しかし同じ出来事でも、建設的な発想で受け止めることもできるのです。「実際にボールを打つ時間が減った。が、そのかわりイメージトレーニングをする時間が持てた」とか「自分のプレーを振り返る時間が持てた」という具合に、プラスに受け止めることができれば、次の成功に近づけるはず。つまり、「不平不満を、建設的なアイディアに変える」が、3つ目のステップです。

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