スコア マネジメント
2016-09-23

♯32 バンカーで打つ前に見ておくことも大切

バンカーからもクリーンに打てるの?

プロや上級者が実戦経験の中から得てきた知識、それがスコアを変えていく。「スコア・マネジメント」小ネタ特集、バンカー編の4回目。打つ前に確認しておくことはまだまだあります!

 バンカーで練習していただく際、多くのゴルファーの皆さんは、ほとんどボールの状態の違いなど気にせず打とうとしています。「打ちやすい条件(砂に浮いた状態)で練習すればいいのに」と思いますが、「ボールの手前にクラブを入れて砂ごと打つのが原則なのだから、ボールが浮いていようが沈んでいようが変わりはない。」と思っていらっしゃるのではないでしょうか。

 でも、違うのです。まず、この違いを知っていただくことが、バンカーを得意になっていただく近道ではないかとも思うほどです。いつもボールが少し沈んだ状態、つまり砂を多めにとることが必要で、振り抜く抵抗が大きいという、“よりむずかしい”状況をベースに考えているから、「バンカーは苦手」という意識になっているのかもしれません。

 練習であれば、ボールの周囲を平らにならした上で、そっとボールを置いてみてください。「これなら、普通にクリーンに打てそう」とお思いでしょうか。そうした感覚はもっていいと思います。きれいに、ボールに先に当たれば、普通のライと同じようにボールは拾えるのです。

 ただし、少しでもボールの手前にヘッドが入ると、芝の上とは違って抵抗があり、結果が大きく違ってしまいます。だから、その誤差を嫌って、砂ごと飛ばす打ち方が「バンカーの打ち方の正解」とされているのです。ズレてもズレなくても砂をとることに変わりがなくなるので、結果の違いは想定範囲内に収まります。

 それに対して、ヘッドを砂より先にボールに当てることが不可能な状況(つまりボールが少し砂に埋まった状態)では、だからこそ砂をとってボールを飛ばす打ち方を選ばざるを得ないということになります。
 バンカーでエクスプロージョンショットを選ぶのは、そのような前提があるためだという発想をもつと、バンカーに臨む気持ちが変わってくると思います。

砂の上にどのようにボールが乗っているか(沈んでいるか)。そのごくわずかな違いで、「できること」が変わってくる。
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